クワの効能
クワ(クワ葉)には、血糖降下作用がある。
糖は、糖類分解酵素の働きにより単糖にならなければ体に吸収されませんが、食事中クワを一緒に摂取すると、クワの成分が先に糖類分解酵素と結びついてしまうため、小腸からの糖類吸収が抑制され、食後の血糖値上昇が抑えられます。
糖尿病患者は食後血糖値が高くなり、長いこと高い状態が継続し、それにより数々の合併症が引き起されます。食後の血糖値上昇を抑えればいいのですが、このときクワが有効に働くのです。
クワ(クワ葉)には、インスリンの分泌をよくする作用がある。
クワの成分が糖類とにているために、先に糖類分解酵素と結びつきますが、このとき糖類を摂取したときのようにインスリンの分泌を促進する作用があります。
クワ葉は、以上からわかるように糖の吸収を阻害して血糖の上昇を抑え、インスリンの分泌を促進させ血糖の上昇を抑えます。
クワ(クワ葉)は、ダイエットに効果がある。
糖の吸収を押さえる作用があるため、当然ダイエットにも効果がありますが、脂肪の吸収抑制には効果がありません。しかし脂肪分と糖類を同時に摂取すると内臓脂肪が付きやすいと言われますので、洋菓子などを食べるときにクワの葉を飲めば有効です。
いずれにしても、脂肪分の摂取は控えて植物繊維、ミネラル、ビタミン類を多く摂ることが大事です。
クワ(クワ葉)には、カルシウム、マグネシュウムが多く含まれている。
マグネシュウムの摂取が少ない状態でカルシウムを多く摂ると血管が収縮して、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくします。クワ葉には、カルシウム、マグネシュウムともに多く含まれているためカルシウムの吸収がよく、骨粗鬆症の予防にもとても有効です。
クワ葉には牛乳と比べ、27倍のカルシウム、マグネシュウムが含まれています。
クワ(クワ葉)には、亜鉛が多く含まれている。
近年インスタント食品の過剰摂取により、若年層の味覚異常が問題になっていますが、これは亜鉛の摂取不足が原因と考えられています。味付けの濃い物を好むのも味覚が低下していると考えられ、実際クワ葉を摂ることにより味付けが薄くなったと聞きます。
料理に使う塩分や糖分が減ると、高血圧やコレステロール異常等の生活習慣病の予防につながります。又亜鉛は性機能にも関わりがあり、精子を作り出すのに重要な働きをしています。亜鉛の不足は、環境ホルモンと供に不妊の原因として多く関わっているのではないでしょうか。

いま、注目の桑の葉。その薬効についての最古の文献は遠く中国の後漢時代(2世紀)に遡ります。日本でも臨済宗の開祖、栄西禅師が[喫茶養生記]の中で”飲水病”に用いたと記載しています。今で言う糖尿病の事で、お茶とともに茶道としてではなく、薬として使われていたのです。先人たちの慧眼には恐れ入ります。脈々と語り継がれてきたその桑の効能を、現代の私たちがうまく使わない手はありません。では、どんな薬効があるのでしょうか。